初めまして、犬連れキャンパーのJinです!
週末は関西を中心に愛犬と一緒にキャンプをしています。
愛犬と一緒にキャンプをすると、日常生活にはない新たな発見や楽しみがあります。
犬連れキャンプは愛犬と同じ時間を過ごすのでより良い信頼関係を築いたり、お互いのストレス発散に繋がります。
一方で「愛犬とキャンプを初めてみたいけど、不安がいっぱい」という方も多いはず。
- そもそも愛犬と一緒でも楽しめるのか
- どんなキャンプ場や道具を選んだら良いのか
- トイレや寝る時はどうするのか
などなど。
愛犬と一緒にキャンプをしてみたいけど、最初の一歩が踏み出せない・・・
そんな方へ向けて、犬連れキャンプの始め方・楽しみ方を全6回に分けて連載していきます!
全6回の連載スケジュールは以下の通り。
- どんな人たちがどんなきっかけではじめたか?楽しみ方、最初の一歩の踏み出し方
- 犬連れキャンプの道具選び
- キャンプ場選びのコツ
- スケジュール(過ごし方、犬の健康管理、犬とのアクティビティ)
- 注意・マナー(対人関係、犬同士関係)
- 応用編(飼い犬への配慮、トレーニング、キャンプに向いている犬)
第1回目のテーマは、
「どんな人たちが、どんなきっかけで始めたか?楽しみ方と最初の一歩の踏み出し方」ということで、犬連れキャンパー3人に体験談をお聞きしました!
犬連れキャンプの楽しさや大変さを事前に知っておくことで、最初の一歩が踏み出しやすくなります!
3人の犬連れキャンパーさんに聞いてみた!犬連れキャンプの体験談
今回は3人の犬連れキャンパーさんにキャンプを始めたきっかけや大変だったこと、キャンプをする楽しみについて聞いてみました!
ご協力いただいたのは、以下3名の犬連れキャンパーさんです。
- ぷりけつさん(女性 30代 コーギー)
- まーちゃんさん(50代 男性 ボーダーコリー)
- ひがてぃさん(20代 男性 トイプードル)
■1人目:ぷりけつさん(女性 30代 コーギー)
犬連れキャンプを始めたきっかけは?
犬を迎えてからドッグランやイベントなど屋外で過ごすことが多く、季節や自然を感じる楽しみを知り、もっとアウトドアなことがしてみたいと思ったのがきっかけ。
犬とのお泊りは行ける場所が限られるので、犬と行ける場所をもっと増やしたいと思いました。
初めての犬連れキャンプで大変だったことは?
犬連れキャンプで1番大変だったことは荷物の多さです。キャンプとなるとただでさえ荷物が多いのに、その上犬や犬の荷物も載せなければならないので、我が家の軽自動車はすぐにいっぱいになってしまいます。パズルのように組み合わせてようやく荷物が車内に収まる…といった状態になります。
愛犬とキャンプをする楽しみは?
愛犬とキャンプをする楽しみは、犬と一緒に新しい体験ができるということです。
また、お宿とは違い自由度が高いのでBBQで自分の肉と愛犬用の肉を一緒に焼いたり、寝袋で一緒に寝たりとずっと一緒に過ごすことができるのもキャンプならではだと思っています。
■2人目:まーちゃんさん(50代 男性 ボーダーコリー)
犬連れキャンプを始めたきっかけは?
愛犬とキャンプをするために犬を飼ったわけではありませんでした。ただ、一緒に遊び、良い思い出を残したかった。ただそれだけです。
愛犬とキャンプをする楽しみは?
一緒に連れて行き、キャンプと共にドックランやBBQ、お風呂、添い寝などをして、一緒の時を過ごせるのが楽しみ。
■3人目:ひがてぃさん(20代 男性 トイプードル)
犬連れキャンプを始めたきっかけは?
元々キャンプをやっていて、トイプードルが新しく家族に加わり一緒に行くようになった。
初めての犬連れキャンプで大変だったことは?
愛犬を連れ、初めてのキャンプだったのでちゃんとオシッコができるかなど不安はありましたが、きちんとおトイレシートの上でしていたので一安心でした。また他のキャンパーの方やワンちゃんに吠えたりすることがあったのですが、徐々に慣れていきました。
車での積載の点では、ワンちゃんがいると多少荷物が増えてしまいますが、そこまで気にする必要はないかと思います。
3人の犬連れキャンパーさんの体験談をまとめると、「愛犬と一緒の時間が過ごせること」を楽しみに感じている人が多いようです!
■ちなみに我が家の場合は・・
犬連れキャンプを始めたきっかけは?
我が家は夫婦共働きなので、愛犬の留守番時間は長いです。少しでもストレスの発散になればという思いでキャンプに連れて行くようになりました。元々私はキャンプ、妻は登山が趣味でよく夫婦でもキャンプに行っていました。
初めての犬連れキャンプで大変だったことは?
なかなか寝付いてくれなかったことです。始めての犬連れキャンプはまだ愛犬が1歳未満の時でした。
子犬だったので夜でもエネルギーがあり余り、遊んで遊んでという感じで寝ついてくれず・・・
年齢と共に落ち着き、夜は人間よりも早く寝るようになりました。笑
愛犬とキャンプをする楽しみは何?
楽しそうな愛犬の表情が見れることです。キャンプでは朝起きて出発から帰宅するまでずっと一緒なので、普段よりも長い時間を一緒に過ごします。野山を散策したり、食事をとったり、焚き火を囲んだり、同じ空間で寝たりと一緒の時間を過ごすことで、より良い信頼関係が築けます。
自然の中で楽しそうな表情や歩き方をしている愛犬を見ると「連れて来てよかった」と自分たちも嬉しい気持ちになります。
犬連れキャンプへ行く前に最低限知っておくべきこと3つ
これから犬連れキャンプに行ってみたい!
その前に最低限以下3つのことを知っておきましょう。
- ペット可のキャンプ場かどうか
- ワクチン接種は済んでいるか
- 呼び戻しができるか
■ペット可のキャンプ場かどうか
キャンプサイトによってはペット不可の場合がありますので、事前に確認しましょう。
そもそもキャンプ場自体がペット不可ということも。
初心者にオススメのキャンプ場選びについては、第3回で詳しく解説します!
■ワクチン接種は済んでいるか
愛犬には2種類のワクチン接種をする必要があります。
- 狂犬病ワクチン
- 混合ワクチン
犬の混合ワクチンは種類によって予防できる感染症の数が異なります。
愛犬とキャンプに行くなら必ず8種混合ワクチンを接種しましょう。
■呼び戻しができるかどうか
いざという時のために、愛犬の呼び戻しができるようにしておきましょう。
普段はおとなしくても、環境に慣れず逃げ出してしまう可能性もあります。
逃げ出してもすぐに確保できる呼び戻しのトレーニングは必須です。
愛犬の大好きなオモチャやオヤツなどを把握しておくと、引き寄せる際に役立つことがあります。
犬連れキャンプは愛犬も飼い主も楽しめる!
今回は、
「どんな人たちが、どんなきっかけで始めたか?楽しみ方と最初の一歩の踏み出し方」をテーマに、犬連れキャンプを始めたきっかけや楽しみ方、始めるにあたって必要最低限の知識について解説しました。
キャンプでは長い時間を共にするので、愛犬との距離もグッと縮まります。
犬は群れで生活する生き物なので、1人でお留守番するより一緒にお出かけする方が楽しいはずです。
ドッグフレンドリーなキャンプ場も増えているので、ぜひこの機会に犬連れキャンプを始めてみてはいかがでしょうか?
(執筆者紹介)
神 貴徳(公認オートキャンプ指導者インストラクター)
- 愛犬とキャンプ、登山を楽しんでいます
- キャンプ歴4年、年間20~30泊
- 犬連れキャンプを楽しむブログ「Wan Green」を運営(https://wan-green.com/)
- インスタグラムhttps://www.instagram.com/wangreen_dogcamping/