コールマンのCOC Meeting 2020に参加してきました！

2020年10月31日から2泊3日で、岐阜県塔の岩オートキャンプ場にてコールマンアウトドアクラブ（COC）のミーティング（キャンプ）が開催された。
当初3月に予定されていたものが新型コロナウィルスの影響で延期になり、開催が危ぶまれていたが、万全の感染予防対策のもと無事開催の運びとなった。
1998年に発足したCOCは、今年12月に22年の幕を下ろす。最後のミーティングとあって、北は北海道、南は鹿児島からファンらが集まった。

例年ならばクラフト教室や野外ライブ、ミニショップなどのコンテンツが盛りだくさんだが、感染予防対策のため多くの人が集まるものは中止。
ソーシャルディスタンスとマスクを併用し、会員の交流のみのミーティングであったが、懐かしい面々とのんびりゆったり語らうことができ、かえってよかったと思う。お互いマスクをしているから顔がよく分からず、「え？だれ〜？」「○○さん〜？」という会話があちこちから聞こえた。ニューノーマルの今ならではの光景に笑いが起こる。

私がCOCに入会したのはまだキャンプを始める前。20年の間にベテランの先輩方に鍛えられ、一応人様に迷惑をかけないで済む程度のキャンパーへと成長できた。初心者の方たちにはぜひ、イベントやグループでのキャンプに出かけてほしいと思う。もしもの時には助けてもらえるし、先輩方から学べることがたくさん。その経験は自分の宝になる。

COCには、ほんとにコールマンを愛する人たちが集まっている。ミーティングでは思い思いにサイトを飾り、美味しい料理を仲間たちに振る舞い、焚き火を楽しむ。

ビンテージ品やショップ限定品、自作のコールマン（笑）など、他ではお目にかかれないものもたくさん。今回はコンテンツが何もないが、普段コーヒーショップを出店している人はフリーでご自慢のコーヒーを振る舞い、プロのアーティストはギター片手に焚き火の傍らで歌を披露してくれた。ランタンの調子が悪いというと、その場でメンテナンス教室が始まる。

ペットのワンちゃん、ぶーちゃんたちも毎回おなじみだ。

スタッフも各サイトを回って会員との交流を深め、これがミーティングに参加する楽しみでもある。
今回は特に、コールマンジャパンの中里社長が丁寧に各サイトを回られていたのが印象的だった。
記念撮影をしたり、共通のローカルな話題で盛り上がったり、いつものミーティング以上にゆっくりと、交流を深めておられたのではないだろうか。

最終日は残念ながら本降りの雨の中での撤収であったが、過去のミーティングでも土砂降りの雨もよくあった。あの時こんなことがあった、あんなことがあった。思い出話は尽きることなく、２泊３日では全く足りなかった。

COCという名前は12月で無くなるが、新たな形で交流の機会が考えられているという。年明け早々には120周年限定モデルの発売も控えているし、今後のコールマンにもぜひ注目していきたい。

また、懐かしい面々とフィールドで再会出来ることを期待しつつ。

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コラムニスト紹介：吉田あげは
キャンプ好きが高じて山にログハウスを建て、ログハウス好きが高じて建築フォトグラファーになる。キャンプと建物探訪を人生の二大柱として、本業そっちのけで活動中。
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