Coleman 2025年夏の取り組み
外遊びで暑熱順化 – この夏を快適に楽しむ製品と取り組み
🏕️ イベント概要
2025年5月23日明治神宮外苑で開催されたキャンプ体験イベント「The Coleman Day Camp 2025」の中で行われた「コールマン夏の取り組みに関する記者説明会」を当協会オートキャンプ指導者インストラクターのアウトドアナースマンさんに取材していただきました。
記者発表会の内容と製品紹介
コールマンの夏の取り組み概要
🏊♂️ サマーランドとのコラボレーション
熱中症対策として、熱中症予防のための休憩スペースを設置。来場者が安全に夏を楽しめる環境を提供します。
🏕️ キャンプ場での製品レンタル
併設するキャンプ場でコールマン製品のレンタルサポートを提供。初心者でも気軽にキャンプを始められます。
熱中症と暑熱順化について
気象予報士・久保氏による詳細解説
熱中症の定義
高温多湿な環境で体内の水分と塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能が機能しなくなることで発生する様々な症状の総称です。
⚠️ 比較的軽い症状
- めまい
- 顔のほてり
- 筋肉痛、こむら返り
- 体がだるい
- 吐き気
※これらの症状は、適切に休憩すれば改善するケースが多いです。
🚨 重症の症状
- 呼びかけに反応しない
- まっすぐ歩けない
- 自力で水分補給できない
※これらの症状が見られた場合は、すぐに医療機関を受診してください。
2025年夏の気象傾向
🌡️ 今年の夏の特徴
- 📈 全国的に6月から8月にかけて例年よりも気温が高くなると予測
- 💧 湿度が高くかなり蒸し暑い日が多いことが今年の夏の特徴
- ⚠️ 6月は西日本中心に「厳重警戒」、7月には関東北部含む広範囲で「厳重警戒」または「危険」レベル
暑熱順化の重要性
🏃♂️ 暑熱順化とは
体を暑さに慣らすことです。体が暑さに慣れていない時期（5月など）から暑さに対応できるように体を慣らしていく必要があります。
効果：汗をかきやすくなり、汗の塩分濃度が低下し、体内の水分・塩分バランスが崩れにくくなります。
期間：数日から2週間程度。本格的な夏が来る約2週間前から始めるのが効果的です。
🚶♂️ ウォーキング
いつもより少し早めに歩くなど、軽い運動から始めましょう。
🛁 入浴
シャワーだけでなく湯船に浸かり、少し汗ばむ程度に体を温める（2日に1回程度の目安頻度で）。
💪 軽い運動
普段あまり運動しない人でも、軽く汗ばむ程度の運動を1日15分程度行う。
🌞 屋外活動
公園遊びや通学、通園など、普段から外で体を動かすこと。
子どもの熱中症予防のポイント
子どもの特徴
体温調節機能が未発達で、遊びに夢中になるため、水分補給のタイミングを逃したり、体調の異変を伝えにくいことがあります。保護者の注意深い観察が非常に重要です。
具体的な対策
-
顔色や汗の状態をチェック
顔が真っ赤になっていたら、すぐに涼しい場所に移動させ、体を冷やし、水分と塩分を補給する。 -
適切な水分補給の環境と教育
いつでも水分が取れる環境を整え、水分補給のタイミングを教える。 -
日頃からの暑熱順化
普段から外で体を動かし、暑さに体を慣らす。家の中に閉じこもらず、暑い日でも帽子をかぶったり休憩を取りながら少しずつ体を慣らす。 -
服装の工夫
吸湿性・速乾性の良い素材（綿、麻など）を選び、首元が開いた涼しい服装にする。汗をかいたらこまめに着替える。
コールマンの熱中症対策製品
インスタントバイザーシェードIII
🏆 製品の特徴
ダークルーム™テクノロジーを搭載し、日光・UVを大幅にブロックして、シェード内の温度上昇を抑制。設営が簡単で、夏の屋外活動をより快適で安全にします。
まとめ
🎯 コールマンの取り組み
コールマンでは、熱中症リスクが高まる夏の季節に向けて、「暑熱順化」の啓発と、ダークルーム™テクノロジーを搭載した製品の提供という両面から熱中症対策を推進。特に、改良されたインスタントバイザーシェード/3は、その設営の容易さと、日光・UVを大幅にブロックし、シェード内の温度上昇を抑制する機能によって、夏の屋外活動をより快適で安全にするための重要な役割を担いそうです。