「ダッチオーブンと言えば一度はやってみたい丸鶏ローストチキン」

2023年4月10日

今年オープンするキャンプも出来るコワーキングスペース
「神岳テラス」(https://kamidake.jp/)のスタッフの皆さんと一緒に作って楽しむことになりました。

神岳テラスキャンピングパークは4月オープン予定で、この日もスタッフの方達の手でオートキャンプ場の整備がされていました。先ずは建物の前のオートキャンプサイトが先行オープンして、その後に下の棚田サイトがオープン予定。今後は建物の上側の棚田に大きなオートキャンプサイトも計画されています。

「今回使う食材を用意」

10inchのダッチオーブンの場合は、1kg位の大きさの丸鶏がちょうど良い大きさで、食品スーパーの冷凍で売っているものがそのサイズです。12inchのダッチオーブンであれば、お肉屋さんで1.7kg位がちょうど良い大きさになります。
今回は丸鶏の中に冷凍カレーピラフを入れます。冷凍のミックスベジタブルもお勧めです。丸鶏を作りながらミネストローネスープやベビーホタテのワイン蒸しなどもダッチオンダッチで作ります。

よく洗った丸鶏の水分を取ったらフォークで全体をブスブスと刺して穴を空け、塩胡椒をたっぷりと全体に振りかけて擦り込む。お腹の中にも塩胡椒をします。

今回は冷凍のカレーピラフをスキレットで炒めた物を丸鶏のお腹の中に詰め込みます。
ここで良くやる失敗は氷ったままのピラフやミックスベジタブルを入れて生焼けにする人が多い。
中が氷っていたら周りが焦げるほど焼いても中まで火が通りません。

  

鶏の周りにお好みでタマネギ、ジャガイモ、人参などの野菜を配置。
大きめカットまたは丸ごとなら最初から入れてもOK。
オリーブオイルを丸鶏全体に付けて火にかけます。
火が通りやすい物は途中から入れて焼加減を調整する。

炭はチムニースターター(火起こし器)を使うと便利です。
火加減は 上火7対下火3くらいで15分ごとに蓋を45度回してムラ無くジックリ45分くらいかけて焼きます。

鶏肉調理で気をつけたいのが、カンピロバクター食中毒です。
保健所の基準ではしっかりと加熱殺菌するには、肉芯温度計を使って内部温度が63℃で30分間の加熱、70℃なら3分間、75℃なら1分間の加熱が必要とされています。

  

UNICO TVにて今回の様子の動画が撮影されていました

動画はこちら ↓

ローストチキン完成!

その他にもベビーホタテの白ワイン蒸しや、ミネストローネスープ、ミスジ肉ステーキなどたくさんの料理が完成!

  

神岳テラスのスタッフの皆さんとダッチオーブン料理を美味しく戴き、焚き火を囲んで深夜まで楽しく今後のキャンプ場について語り合いました。
三重県伊勢市に凄いポテンシャルを秘めたオートキャンプ場が、これからスタッフの人達の手で開発整備されていきます。


(執筆者プロフィール)
筒井 誠己(JAC公認オートキャンプインストラクター)
写真家、ANGLE Inc.代表、日本ダッチオーブン愛好会会長、NCAJキャンプインストラクター、JBBQA中級バーベキューインストラクター、JBAブッシュクラフター、(一社)日本動画クリエイターズ協会相談役
(取材協力)
株式会社UNICO 神岳テラスキャンピングパーク 

https://kamidake.jp/