こちらのページでは、主にキャンプをしている最中にリビングスペースとなる部分で使用するキャンプ道具を紹介していきます。
揃えるべきキャンプ道具はたくさんありますが、自分好みのキャンプ道具を見つけることもまた、キャンプの楽しみの一つです。
テーブル、チェア
食事をとったり、のんびりと過ごしたりする時に必要なのがテーブルとチェアです。キャンプでは、意外とチェアに座っている時間が長いです。
テント設営を終えて一休みするときや、食事をしている時、自然の中で迎えた朝にコーヒーを飲むときも。
快適に、楽しくキャンプを過ごすためにはテーブルやチェアはとても大切なキャンプ道具なのです。
テーブル
テーブルは、木製のオシャレなものや、比較的安価なアルミ製のもの、鉄製のものなど様々です。
腰のあたりに天板がくるようなものをハイテーブル、膝下あたりに天板がくるようなものをローテーブルと言います。
近年は、木製のウッドテーブルが人気な傾向があります。キャンプは自然の中で行うもの。やはり自然の中にある木で作られたもののほうが、キャンプサイトに馴染むのかもしれません。
チェア
チェアは、片手で持てるほどコンパクトになるものから、大型でゆったりと座ることができるものがあります。
ハイスタイルのチェアは、ゆったりと余裕をもって座ることができる反面、収納サイズが大きくなる傾向があります。
一方、小型のチェアは、500mlのペットボトルくらいの大きさになるほどコンパクトに収納できるものもあります。
どのようなチェアであっても、テーブルの高さと合わせたものを購入するのがいいでしょう。ハイスタイルであれ、ロースタイルであれ、同じ高さのものを持つことで過ごしやすくなり、キャンプサイトにも統一感が出てきます。
座り心地や高さなどは、好みがあるのでアウトドアショップなどの店頭で、実際に座るなどして、試してからの購入がオススメです。
バーナー
家のガスコンロのように、キャンプにおいても調理をするためのバーナーが必要です。
シングルバーナー
シングルバーナーは、一人分の料理をしたり、お湯を沸かしたりするのにちょうど良いサイズのバーナーです。
一人でキャンプを楽しむソロキャンパーはもちろんのこと、サブで使用するバーナーとしても所有している人が多いです。
手のひらサイズに収納することができます。
ツーバーナー
ツーバーナーは、家庭にあるガスコンロのように、2口分のコンロがあるバーナーです。
2口使った家庭と同じように効率よく調理ができるため、ファミリーキャンプや、友人・知人と複数人でキャンプをする場合には、重宝するキャンプ道具です。
折りたたむことによって、見た目以上にコンパクトに収納することができます。
キャンプで取り扱う燃料
シングルバーナー、ツーバーナー問わず、キャンプで扱う燃料にはガスやガソリンの他、燃料用アルコールを使ったものがあります。
キャンプにまだ慣れていない頃は、取扱いが比較的簡単なため、主にガスを燃料とする道具を使うことが多いと思われます。
ガス缶は、アウトドア道具で使うように設計されているOD(outdoor)缶と、カセットコンロで日常的に使う機会の多いCB(カセットボンベ)缶と呼ばれる種類があります。
CB缶は、コンビニやドラッグストアなどでも購入することができるため入手しやすく、初心者向きです。
OD缶は、専門ショップやキャンプ場で購入でき、野外の気温が低い状況でも使用するように設計されたものなどがあります。
ガソリンを燃料とするものは、使い方に慣れが必要ですが、その扱いもキャンプの楽しみの一つです。
どの燃料を扱うにしても、車内での放置や火を扱っている付近での保管などは危険なため絶対にやめましょう。
ランタン
ランタンは、必ず必要なキャンプ道具の一つで、乾電池やUSBで充電して使うLEDランタンは必須アイテムです。
また、バーナーで紹介したカセットガスやOD缶を燃料とするランタンも一つ持っていると良いでしょう。
ただし、これらガスなどの燃焼系ランタンはテントの中では使えません。テントの中は空間がせまく、燃焼器具を使うことで酸素がなくなり大きな事故につながる危険性があるため火気厳禁です。
そのため、メインランタンとしてガスランタンを使用し、テント内で使用するサブランタンとしてLEDを持つことが推奨されます。
ガスを燃料とするランタンを使うのであれば、バーナーと同じガスの種類のランタンを選ぶ(CB缶、OD缶いずれか)と、燃料を統一することができます。
クーラーボックス
食材や飲み物を冷たい状態で保つことができるクーラーボックスは初夏~秋までのキャンプで大活躍します。
大きく形が決まってしまうのでかさばりますが、保冷能力に優れているハード型と、使わないときは折りたたむなどしてコンパクトに収納できるソフト型の2種類あります。
クーラーボックスは、開ける回数を極力へらすことで温度を保つことができます。ハードとソフトで中に入れるもとを分けて使うという方法があります。
以上が、キャンプで使う、テーブルやチェア、クーラーボックス、ランタンなどについての道具紹介でした。
それぞれの特徴を理解することも大切ですが、自分が欲しい、使いたいと思うことが大切です。
別ページ【キャンプ道具―住関連】で紹介したテントやタープなどと合わせて、必要なキャンプ道具を探していきましょう。