23年秋 カナダメープル街道キャンプ旅行①

2024年8月6日

昨年の米国ワシントン州キャンプ旅行に引き続き、今年は第2の故郷カナダ東部のメープル街道を黄葉を追ってキャンプ旅行することにした。

カナダには1994年から5年間家族でトロントに駐在しており、その間にキャンピングカーやテントトレーラーでカナダのほぼ全ての州をキャンプして廻った。その時は、まだフィルムカメラが主体であり、また、フィルム代をケチってネガで撮影していたため、残念ながら今日、作品として発表でき
るような写真がない。昨年3月に41年間勤めた会社を退職したあと、若い頃に廻ったキャンプ地を再度訪問して、今度はデジタルで作品として写真を残そうと昨年からその活動をスタート。カナダの観光地は、ほとんど廻っているが、基本は8月の夏休みを利用したもので、メープル街道を黄葉を追って、北から南に下ったことはなかったので、今回はとても楽しみ。

 <計画概要〜1日目ハリファクスへ>

今回の旅程は以下の通り

  • Sept. 25, Mon Tokyo-Toronto-Halifax
  • Sept. 26, Tue Peggy’s Cove, Nova Scotia
  • Sept. 27, Wed Cavendish, PEI
  • Sept. 28, Thu Quebec City
  • Sept. 29, Fri Mont Tremblant
  • Sept. 30, Sat Ottawa
  • Oct. 1, Sun Algonquin Provincial Park, ON
  • Oct. 2, Mon Algonquin Provincial Park
  • Oct. 3, Tue Niagara Falls
  • Oct.4, Wed Toronto – Tokyo


今回の旅行では、CanaDream社のキャンピングカーをHalifaxで借りて、Toronto返却でレンタル。キャンピングカーはFord Transitベースの22feet( 6.7m)のクラスB。昨年米国で借りたクライスラーベースのキャンピングカーよりは少し大きめ。昨年、電子レンジがない車で随分不便をしたので、今回は間違いなく装備されていることを確認。

片道利用の10万円を加えて7日間で約40万円。随分高くなったホテルとレンタカーを利用することを考えれば、トントンの料金。米国でのレンタルと比較すると、かなり割安に思える。ただ、寝具やキッチン用品等が別料金だったことに驚いた。また、1日に含まれている距離が250kmの計1750kmで、今回の旅程の2500kmには到底足らないため、800kmの追加マイルを295ドルで購入する必要があった。

キャンプ場は、事前に予約。いつものようにギリギリにならないとやらない。2週間前にやっと予約。ほとんどのキャンプ場はネット予約が可能。モントリオール郊外のMt.トレンブラントだけは、有名なリゾート地なのでキャンプ場がなかなか見つからず、やむをえず、ちゃんとしたホテルに泊まることに。
行きは羽田発-トロント行きのエアカナダ便。トロントからはハリファックス行きに乗り換え。帰りはトロントー羽田。ANAのスーパーフライヤーなのに、間違って、直接エアカナダでチケットを購入。2人で45万円。国内線のトロントーハリファクスの片道がひとり5万円もした。今回の旅行のトータルは100万円超となりそう。本当は2週間ぐらいの旅行にしたいのだが、妻が10日以上は家を開けたくないとの強い意志で、勿体無いが、毎回このぐらいの旅程になる。あと何回このような海外キャンプ旅行ができるかわからないので、できるかぎり毎年続けたい。

初日は、昼に名古屋の家を出て、新幹線で品川経由。エアカナダでチェックインしたが、窓口の人が新人なのか、乗り継ぎがあると言ったのに、トロントまでしか発券してくれず、荷物をトロントで載せ替える必要があった。トロントまでの飛行時間は12時間。エコノミーの狭いシートでなかなか眠れない。また、映画も日本のものがなく、あまり良い選択肢がなかった。トロントで乗り換えだが、国内線への乗り換えでセキュリティがとても混んでいて、乗り継ぎ便までギリギリとなってしまった。

ノヴァ・スコシア州ハリファクス到着は夜の10時。ホテルまでは、ホテルのシャトルバスで約5分。空港での待ち時間が15分。気温は10度。流石にカナダ北部はすでに秋に突入。ホテルは空港近くのホリデイイン・エクスプレス。Expediaで予約。価格がなんと300ドル。30年前にカナダで旅行していた頃は、このレベルのホテルなら100ドルぐらいだったので、いかに物価が上がっているかを実感。ただ、高いだけあって、部屋はとても快適。翌日の無料の朝食も充実していた。

(いよいよキャンピングカーをピックアップし旅本番へ 次回へ続きます)


(執筆)
大谷裕幸(JAC公認オートキャンプ指導者インストラクター)
株式会社PROTEAN HIRO代表取締役

会社定年退職後に、1人会社を設立。
会社生活で培ったノウハつと趣味を仕事にキャンピングカーレンタル
(愛知名古屋守山でキャンピングカーレンタルするなら名古屋守山C.R.C. (japan-crc.com)
その他、カメラマン、業務改善コンサル、キャリアコンサルタント、英語・日本語講師等を行う
毎年、夏に海外キャンプ旅行を計画
自著:自身のカナダ・アラスカの旅行記