北海道上川町「層雲峡オートキャンプ場」がリニューアルオープン

2021年2月13日

キャンプからワーケーションまで対応する新施設が登場

北海道の旭川空港から車に乗って1時間ほどで行ける上川町は、大雪山国立公園に近いことから大自然に恵まれ、夏は緑が深く生い茂り川下りや登山で賑わい、冬は雪がたっぷり積もってウィンタースポーツで盛り上がる。

その町にある層雲峡は、温泉街として全国から多くの人が訪れる場所として知られ、そこにあるオートキャンプ場が、今回紹介する層雲峡オートキャンプ場である。

同施設は、週末移住を促す拠点場所として2019年に一度リニューアルをしたが、昨今のキャンプブームを機にさらに改装を進めている。2021年秋には完成予定とのことだ。また、以前まではウィンターシーズンは営業をしていなかったが、今年から金土日祝日に限って1月上旬〜3月中旬までオープンすることとなった。

 

全体収容人数は600人で、元々はフリーサイト、キャビン、カーキャンプで構成されていたが、この度新しい施設を導入。具体的には、長期滞在も可能な週末移住コテージ、暖房設備を備えた通年型コテージ5棟、貸し切りで使用可能なグランピングなどがある。

週末移住コテージは全15室あり、暖房器が各部屋に備えているほか、冷蔵庫やテーブルチェア、二段ベッドが用意されている。料金は1部屋1泊7,500円(冬季は暖房料500円が別途必要)。木を基調としたおしゃれな空間なのに1万円以下で泊まれるのはお得である。

このコテージを利用する人限定で、キッチンとダイニングがある炊事棟も使用できる。食材などの持ち込みは可能なので、近くのスーパーやコンビニで買い出しをして、ここで食事をするのもいいだろう。

 

炊事棟には、有料で洗濯乾燥機やシャワー、洗面台も利用できる施設もある。こちらは宿泊者全員が利用でき、寒くて温泉施設へ行くのが面倒という人はここで済ませることもできる。

筒状の形をした通年型コテージは全部で5棟。暖房器はこちらも完備しており、寝袋やマットは有料で貸し出し可能。出入り口の前にコンクリート製の炊事場とベンチがあるので、食事や焚き火は外で利用できる。料金は1泊6,500円(冬季は暖房料500円が別途必要)。

グランピングは事前予約制で、来場前にスタッフがテントやタープ、ファニチャー類を揃えてくれる。日帰り利用も可能で、利用人数は最大8名。料金は10,000円〜で、オプションで地元の食材を使ったバーベキューセットを注文できる。豪華な料理で北海道の恵みをたっぷり味わおう。

なお、3月6日(土)〜7日(日)に、スノーキャンプフェスティバル「ゆきんこCAMPFES」を開催する予定。キャンプ場の中で地元アーティストによる音楽ライブやマルシェや、体験型アクティビティなどが用意されるとのことで、キャンプだけではない外遊びの楽しさを体験しよう。


北海道上川郡上川町清川
TEL.01658-5-3368(キャンプ場管理棟)
営業期間:サマーシーズン/6月〜9月、ウィンターシーズン/1月〜3月

層雲峡オートキャンプ場 公式ページ
https://activitykamikawa.jp/

層雲峡観光協会 公式ページ

https://sounkyo.net/


ライター紹介:小川 迪裕
フリーランスの編集者・ライター。ファッション、キャンプ、ガジェットが主な得意ジャンルで、最近は野外イベントのディレクションや、雑誌・WEBメディアのキャンプコーディネイトも手がける。編集・ライティングのアシスタントを募集中。問い合わせは公式ページのコンタクトフォームから。
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