Withコロナのキャンプ みんなどうしてる?どう感じてる?

2020年9月14日

コロナ禍の今、キャンプ場はどう変わっているのか。私たちはどうすべきなのか。
他の人はどうしているのか。気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回は筆者がwithコロナ時代に突入した今、キャンプに行き感じたことをご紹介します。

除菌・消毒の徹底やテントサイトの稼働率を抑えるなど対策を徹底しているキャンプ場が多い

多くのキャンプ場が今、さまざまなコロナ対策を取っています。
例えば

  • ドライブスルーチェックイン
  • 受付時の説明短縮(事前に確認の徹底や文書での配布)
  • クレジットカードやオンライン決済などを導入
  • トイレや炊事場など共有施設でのマスク着用徹底、アルコール消毒液の設置
  • テントサイトの稼働率を抑え三密回避
  • 利用条件の変更(グループキャンプはNGなど)

 

いつもの管理業務に加え、共有施設のアルコール消毒作業や消毒液の補充などのちょっとした業務が増えることは、
少なからず負担があると思います。
また、テントサイトの稼働率を下げることは収益にも直結するわけで、非常に大変な時期です。
「経営努力」という短い言葉で片付けられるような話ではないはずなんですよね。
それでも私たち利用者のためにいつもと変わらず、キャンプが楽しく安全にできる環境を用意し続けてくださっています。
それを無駄にしないためにも、「アウトドアだから大丈夫」とついつい油断してしまう気持ちも分かりますが、
私たち利用者もさらに気を引き締めていきたいなと感じています。

買い出しどうしてる?

キャンプに行く前の買い出し。みなさんどうしていますか?
私は行き当たりばったりのレシピ決めや買い出しをやめ、
前日までにキャンプでの食事や必要なものの買い出しを済ませるようにしました。
実は前日までにメニューを決め、食材を用意しておくと、
キャンプに行ってからの時間の使い方が上手になるんですよね。
時間にゆとりができて、気持ちにもゆとりができ、
ゆっくりと星を眺める時間が持てたり、子どもと遊ぶ時間が増えたり。
自宅周辺で買い出しを済ませておくだけで、時間や心に余裕が生まれ、
キャンプをもっと楽しめるようになりますね。

気になる県外ナンバーでの移動

事前の買い出しで準備万端!と思っても、ファミリーキャンパーにとってはイレギュラーはつきもの。
つい忘れ物があったり、子どものトイレ休憩なども挟んだりすると、
コンビニにやSA/PAに寄ったりというイレギュラーが発生すること多々。
そんな時に気になるのが、自分が他地域ナンバーの車だということ。
地元の方たちにはとても気を使います。
キャンプをする友人から「他地域ナンバーだからという理由で張り紙をされた」という話を聞いたことがありますが、
私は今のところ嫌な顔をされたことは一度もありません。

私たちができるコロナ対策。これからのニューノーマルとして「マイ除菌キット」を用意しよう!

キャンプ場がどれだけ努力していても、私たちも協力しなくては何も意味をなさないですよね。
三密回避はもちろんですが「マイ除菌キット」を作って持ち歩きましょう!
(マイ除菌キットはアウトドアライター、星のソムリエ SAMさんが提唱)
作り方は簡単。必要なものを用意してバッグなどにまとめておくだけ。

マイ除菌キットの作り方
  1. サコッシュなどのポーチ
  2. 予備のマスクを人数分×2枚(5人家族なら10枚。子どもはすぐ汚したりするので多めに用意)
  3. 除菌スプレーやシートなど
  4. ハンドソープ
  5. 体温計

これを用意したバッグやポーチに入れてキャンプ用に準備しておくだけです。
キャンプに行くたびにマスクなど消耗品の補充は必要ですが、
「キャンプ場に行けば除菌スプレーあるからいいよね」と施設に任せっきりではなく、私たちも気を引き締めていきたいですね。
車内にマスクを多めに用意しておくと、万が一マスク持参を忘れても安心なのでおすすめです。
ただしアルコール除菌スプレーなどは事故につながる危険性もありますので車内に置いたままにしないようご注意ください。

キャンプ場での子ども同士の交流

キャンプ場では子ども同士の交流・友情が知らない間に生まれる可能性が大いにあります。
親としてとても嬉しいことではあるのですが、それによる感染が万が一起きてしまう可能性も捨てきれません。
「せっかく仲良くなったのに・・・」
子どもたちが悲しい気持ちにならないためにも、
これからのキャンプでは以下の2点を少しだけでも気にかけていただけたらなと思います。

  • 自分のサイトから出るときは必ずマスクを着用する
    (着用できるお子様の場合)
  • 子どもだけで遊びに行かせない
    (子どもは楽しくなるとついつい密着して遊んでしまいます。適度な距離感を保つためにも保護者の方が一緒に行動されることが好ましいですね。)

「本当はもっとのびのびと元気よく遊んでほしい」
これは私たち親も、キャンプ場さんも、きっとみんなが思っていること。
いつかこれまで通り、感染を気にすることなく楽しくキャンプができるようになることを心より願っています。

さいごに

コロナ対策大変だなあと億劫になる気持ちもわかります。
が、出発の前の準備さえバッチリしておけば、
これまでよりも自然の中に身を置き楽しむ余裕が増えていることに気がつくかもしれません。
星を眺める時間が増えたり、いつもよりも子どもと遊んだり、
いつものキャンプより朝早く起きてコーヒーを飲みながら朝焼けを待ったり・・・
Withコロナ時代のキャンプを前向きに楽しく過ごせる工夫をしていきたいですね。


執筆者紹介:ずぼらママ
年間120日以上キャンプをしているファミリーキャンパー・ブロガー/アウトドアライター/キャンプ動画制作
https://www.zubora-mom.com/
https://www.youtube.com/channel/UC4nTf9bsfON_DTRI5WoMGSA/