コロナ禍の海外キャンプ場事情

2020年7月7日

日本では徐々に制限が緩和されつつあり、国内観光支援キャンペーンも行われていますが、
海外のキャンプ場はどうなのでしょうか。
海外旅行でキャンプはもうしばらく難しそうですが、
台湾とオーストリアから今のキャンプ場の様子を現地から伝えてもらいました。

台湾から

幸いなことに台湾ではパンデミック状況はうまくコントロールされています。
そのため集会の禁止(屋内100人以上、屋外500人以上)も少なくとも一部の地方自治体では解除されました。
キャンプ場は開放されており、キャンパーは一緒に自然と交流を楽しむことができます。
しかし人々はバス、地下鉄、電車、高速鉄道では今でもマスクを着用しています。
それはほぼ「普通のこと」になりました。 現在、台湾はかなり安全ですが、海外旅行はそうとも言えません。
そのためホテルや飛行機や船は、澎湖、金門その他の島や景勝地を訪れる国内観光客でいっぱいです。

台湾中華民国露営協会(台湾)より

 

 

 


オーストリアから

私たちはロックダウンが解除されてから、オーストリアの小さな家族経営のキャンプ場で素敵な一日を過ごしました。
中央の建物の入り口には、消毒スプレーが置いてあり、受付はポリカーボネートシートで仕切られていました。
サニタリーブロック内の距離を保つために、シャワーと洗面台は1つおきにクローズされるか布で覆われていました。
さらに夏は室内を保温する必要がないので、不必要なドアは撤去されました。
また、以前は屋内(シャワーは例外)でマスクを着用しなければなりませんでしたが、
最近オーストリアではマスク着用は義務ではなくなりました。
しかしドイツでは義務づけられています。現在ドイツではほとんどのキャンプ場に類似の規則があると思います。

クローズされた洗面台
布で覆われた洗面台
入口のサインボード。マスクは義務ではなくなったが、1メートルの間隔を取らなければならない。
「今日から6月15日までマスクの着用は義務ではありません。でも1メートル間隔のルールを守ってください。お互いに離れて!」

ドイツ在住のジェシー・ブリンクバ氏より