【初心者向け】犬連れキャンプの流れや過ごし方、1日のタイムスケジュールを解説!

2023年4月6日

初めまして、犬連れキャンパーのJinです!
週末は関西を中心に愛犬と一緒にキャンプをしています。
愛犬と一緒にキャンプをすると、日常生活にはない新たな発見や楽しみがあります。
犬連れキャンプは愛犬と同じ時間を過ごすのでより良い信頼関係を築いたり、お互いのストレス発散に繋がります。
一方で「愛犬とキャンプを初めてみたいけど、不安がいっぱい」という方も多いはず。

  • そもそも愛犬と一緒でも楽しめるのか
  • どんなキャンプ場や道具を選んだら良いのか
  • トイレや寝る時はどうするのか

などなど。

愛犬と一緒にキャンプをしてみたいけど、最初の一歩が踏み出せない・・・
そんな方へ向けて、犬連れキャンプの始め方・楽しみ方を全6回に分けて連載していきます!
全6回の連載スケジュールは以下の通り。

  1. どんな人たちがどんなきっかけではじめたか?楽しみ方、最初の一歩の踏み出し方
  2. 犬連れキャンプの道具選び
  3. キャンプ場選びのコツ
  4. スケジュール(過ごし方、犬の健康管理、犬とのアクティビティ) ←今回はコチラ
  5. 注意・マナー(対人関係、犬同士関係)
  6. 応用編(飼い犬への配慮、トレーニング、キャンプに向いている犬)

初の犬連れキャンプではどんな場所を選んだらいいの?
愛犬と一緒でも快適に過ごしたい!
事前にキャンプの流れや過ごし方を把握しておくことは重要です。流れを把握していないと当日キャンプ場であたふたしてしまってゆっくりできず、キャンプを楽しめなくなってしまいます。

この記事ではキャンプ(1泊2日)の流れや過ごし方をタイムスケジュール形式で解説しています。犬連れ·ファミリーキャンプでも参考になります。
この記事を読むとキャンプ前日·当日の流れがイメージできるので、キャンプ場でも慌てずゆっくりと過ごせるようになります!

キャンプ(1泊2日)の流れは以下の通り。

・キャンプ前日に準備すること
  1. 出発時間・ルート確認
  2. 道具の準備
  3. 買い出し(食料・燃料)
  4. 保冷剤の冷凍
  5. バッテリーの充電
  6. 愛犬の体調チェック
  7. フロントラインでノミ・ダニ予防
・キャンプ当日の流れ
  1. 出発・車移動
  2. 到着・チェックイン
  3. 昼食
  4. レイアウトを考えてテント設営
  5. 愛犬を遊ばせる
  6. 火を起こす
  7. 調理・夕食・片付け
  8. 焚き火・フリータイム
  9. 就寝
  10. 起床
  11. 散歩・ドッグランへ
  12. 朝ご飯・フリータイム
  13. 撤収
  14. チェックアウト

事前に把握してイメージを掴みましょう!

キャンプ前日の流れ・準備すること

まずはキャンプ前日までに準備するべきものをご紹介します。

当日はあまり時間がないので、できる限り前日に済ませましょう。

  1. 出発時間・ルート確認
  2. 道具の準備
  3. 買い出し(食料・燃料)
  4. 食材の準備
  5. 保冷剤の冷凍
  6. バッテリーの充電
  7. 愛犬の体調チェック
  8. ノミ・ダニ予防

1.出発時間・ルート確認

出発時間を決めます。
キャンプ場公式サイトにてチェックイン時間を確認し、それ以降に到着するよう計画します。
下道で行くのか、高速で行くのかなど判断します。
遠出の場合は朝早めの出発になるので、できる限り前日に準備します。

2.道具の準備

キャンプ道具の準備をします。
前日に用意できるものはできるだけ前日に。
道具を押入れなどに収納している場合は当日すぐ運べるよう玄関などに出しておきます。

3.買い出し(食料・燃料)

キャンプで食べるものやガス缶、薪、炭などを購入します。
当日にキャンプ場でお昼ご飯を食べる場合、食べ物は3食分(昼・夜・朝)が必要。
薪や炭、ガスなどの燃料系はキャンプ場で購入できる場合が多いですが、割高なのでできるだけ事前に用意しましょう。

4.食材の準備

キャンプで使う食材の準備をします。

例えば野菜をカットしてジップロックに入れたり、お肉をタレに漬け込んでおくと当日の調理工程が大幅に減るのでオススメ。

5.保冷剤の冷凍

キャンプ当日にクーラーボックスを使う場合は、保冷剤を冷やしておきます。
前日の夜から冷やしておけば十分冷えます。

6.バッテリーの充電

充電式の照明やモバイルバッテリー、カメラなどを充電しておきます。

7.愛犬の体調チェック

愛犬の体調は普段と変わりないかをチェックします。

8.ノミ・ダニ予防

ノミ・ダニ予防として、フィプロスポットフロントラインを愛犬の皮膚に滴下します。
草むらの多いキャンプ場ではマダニが多いので必須。
我が家もキャンプ中にマダニが愛犬の体に付着していたことがあります。
これを滴下しておくと、体に付着しても駆除することができます。

キャンプの流れ(当日)

ある日の我が家のタイムスケジュールを例にキャンプ当日の流れを解説します。

事前に知っておくとキャンプのイメージがつかみやすいです。

10:00~出発・車移動
13:00~到着・チェックイン
13:30~昼食
14:00~レイアウトを考えてテント設営
15:00~愛犬を遊ばせる
16:00~火を起こす
18:00~調理・夕食・片付け
20:00~焚き火・フリータイム
22:00~就寝

6:00~起床
6:30~散歩・ドッグランへ
7:00~朝ご飯・フリータイム
10:00~撤収
11:00チェックアウト

🕙10:00~出発・車移動

準備ができたら愛犬を車に乗せてキャンプ場へ向かいます。
車酔いしないよう車移動する前は愛犬に朝ごはんは与えません。
高速を使う場合はドッグラン付きサービスエリアを活用して愛犬のストレスを軽減してあげましょう!

🕐13:00~到着・チェックイン

到着したら管理棟でチェックイン手続きを済ませます。
料金の支払い、キャンプ場のルール説明(ごみ、消灯時間)などがあります。
フリーサイトの場合は到着順に場所が決まるので、早めにチェックインすることをオススメします。

🕜13:30~昼食

我が家ではチェックイン後、テント設営する前に昼食を食べることが多いです。
できるだけ簡単に用意できるものを食べます。

お昼にオススメ
  • パスタ
  • カップ麺
  • おにぎりやパン

お昼の時間が遅くなるので、移動中に食べてくることもあります。

🕑14:00~レイアウトを考えてテント設営

キャンプサイトへ移動しテントを設営します。
設営の際は以下4つの位置関係を意識してレイアウトを考えます。

  • テント
  • 焚き火台
  • 隣のキャンパーの視線

🕒15:00~愛犬を遊ばせる

場内のお散歩をしたり、ドッグランで愛犬を遊ばせてあげます。
長距離移動の後はストレスが溜まっているはずなのでしっかり運動させましょう!
しっかり遊ばせた後は愛犬にご飯を与えます。
テント設営する前に遊ばせてもOKです!

🕓16:00~火を起こす

焚き火台、焚き火シートを用意して火を起こします。
これから調理する場合は火力調節が簡単な炭へ着火します。
炭への着火はバーナーを使うのが初心者にはオススメ。
よりキャンプ気分を味わいたい場合は小枝や落ち葉、薪などを燃やして着火してみましょう。
着火した炭は後ほど焚き火に使うので残しておきます。

🕕18:00~調理・夕食・片付け

火を起こしたら調理を開始します。
犬連れキャンプでは愛犬に手がかかり、目が離せない場合があるのでいかに調理時間を減らすかが重要。
事前にお肉をタレに漬け込んだり、食材をカットしておくと、キャンプ当日は煮たり焼いたりするだけになるのでオススメ。時短になるし、洗い物も少なくなります。

🕗20:00~焚き火・フリータイム

夕食を食べ終わって後片付けが済んだらフリータイムです。
焚き火をしたり、本を読んだりゴロゴロしたり。
ゆっくりとした時間を過ごしましょう。

キャンプでやりたいこと7選
  1. 本を読む
  2. 映画を見る
  3. 音楽を聴く
  4. お酒を飲む
  5. ぼんやり焚き火を眺める
  6. マシュマロを焼いて食べる
  7. 愛犬とスキンシップを図る

🕙22:00~就寝

寝床を整えて就寝。消灯時間は22時と定めているキャンプ場が多いです。
消灯時間を超えての談笑はやめ、ランタンの明かりはできる限り暗くします。
就寝時に注意すること

  • ゴミは車へ
  • 火は完全消化
  • 濡れてはいけないものは車かボックスへしまう(夜露で濡れます)
  • 愛犬は係留するかクレートへ

🕕6:00~起床

キャンプ場の朝は早いです。

🕡6:30~散歩・ドッグランへ

愛犬のお散歩をします。

🕖7:00~朝ご飯・フリータイム

朝ご飯をつくります。
火は起こさずバーナーやカセットコンロを使って調理するのがオススメ。
朝に火を起こすと時間がかかり、撤収の手間も増えます。
撤収時にコンロが熱いままだと片付けられません。
朝はホットサンドやカップ麺が簡単でオススメ。

🕙10:00~撤収

テントが濡れていないか確認して撤収します。
濡れている場合はドライバッグやビニール袋へ入れて持ち帰り、帰宅後に乾かします。
ゴミは分別してキャンプ場内のゴミ捨て場へ。

🕚11:00 チェックアウト

チェックアウトの際は忘れ物に注意しましょう。

サイト内によくある忘れ物

  • ゴミ
  • ペグ
  • 愛犬の糞

キャンプ場の案内やレンタル品は受付へ返却します。

事前にキャンプの流れを把握して時間にゆとりを持とう!

犬連れキャンプの流れを事前に把握しておくと、当日は慌てることなくゆったりとした時間が過ごせます。


(執筆者紹介)
神 貴徳(公認オートキャンプ指導者インストラクター)