ソロキャンプについてのマナーと注意点

2020年11月10日

昨今のキャンプブームでソロキャンプする人が増えてきた。たくさんの人がソロキャンプの素晴らしさに気付いてくれたのは嬉しいが、その反面「初心者キャンパーのマナー違反」という問題が浮上している。

ソロキャンプにもマナーがある?

キャンプでマナーを守る事はとても重要。特に初心者のキャンパーはまだルールもよく分からないでソロキャンプを初めていて、その結果「悪気は無いけど、知らない間に他人に迷惑をかけていた。」というケースになることもある。

以前であれば経験者に教わってからキャンプを始める事が多かったものの、今ではウェブサイトやYouTubeでお手軽に情報を得られるので「ソロキャンプを実践する方法」は理解できていても、「ソロキャンプのマナー」は理解できていない事があるようだ。

ソロキャンプの守るべきマナーや注意点

ではソロキャンプのマナーとは何なのか?それは、基本的にキャンプ場のルールを守ることが大前提であり、キャンプ場のマナーとは「近所への迷惑行為」と「自然破壊の防止」を考えて作られていることがほとんどなのだ。


近所迷惑の防止

ソロキャンプでは「自分だけ楽しけりゃ良い」ではいけない。自分が楽しみつつも、近所への配慮もしなければいけないのだ。

  • スピーカーで近所に聞こえる音量で音楽をかけない
  • 近隣に聞こえる音量で騒がない
  • 夜遅くなったらランタン等の照明の光量を落とす
  • 他人のサイトを横切らない
  • 強風時に大きな焚き火をしない
  • 就寝をする前に食事の後片付けをすること
  • 炊事場やトイレ等の共有施設を汚したまま立ち去らない

自然破壊の防止

自然破壊は地面や木々にダメージを与えるだけでなく、キャンプ場のロケーションを汚すことにもなる。次に宿泊する人にも迷惑がかかるので是非守りたい。

  • ゴミの後始末を怠らない
  • 強風時にビニールが飛散しないように注意する
  • 焚き火で残った炭をその場に捨てない
  • 直火をしない(キャンプ場のルールによる)
  • 生えてる木を折らない

ソロキャンプの道具の使用方法にも注意!

キャンプ道具の使い方は謝ると大事故にもなりかねない。特にバーナーは「おもちゃみたいだから」と良い加減な使い方をすると炎上して山火事になる危険性もあるので注意が必要だ。
ソロキャンプは文字通り1人でキャンプをすることなので自己責任でもあるのだが、事故が起きてしまうと近隣に迷惑はかかってしまう。だからこそデイキャンプ等の方法で道具の使い方を予習しておく必要があるのだ。

しかし、キャンプ場に到着した時に「お隣いいですか?宜しくお願いします。」等の近隣への挨拶をしておけばテントやタープ等の道具の使い方を教えてもらえることがあるし、お箸を忘れた時に貸してもらえるかもしれない。

 

みんなでマナーを守ってこそソロキャンプは楽しい!

キャンプ場はキャンパーの皆さんで環境を作って行くもの。全員がマナーや注意点を無視すればそのキャンプ場はいつか閉鎖するであろう。しかし、キャンパーの皆さんでマナーや注意点を守ればキャンプ場の環境はどんどん良くなって、気持ちの良いソロキャンプが楽しむ事ができるのだ。


執筆:CAMPたかにぃ

「軽量化したキャンプ」についての研究、情報発信をしている。ブロガーであり、YouTuberでもある。バックパック1つにキャンプ道具を詰め込んで、旅のあるキャンプをしているが、これが自由度が高くて最高に楽しい。ぜひともこのワクワクを皆さんに伝えたいと思っている。
ブログ:https://camptakany.com/