【ペットを連れてキャンプを楽しむために〜キャンプ犬教育プログラム】

昨年、ペット連れソロキャンパーとしてコラムを書かせて頂き早一年…
その後、我が家では新メンバーが加わり、より賑やかに楽しくキャンプを満喫しております。

★先輩キャンプ犬・銀次郎(ギンジロウ　11歳5ヶ月)
飼い主の付き添いとして年間40泊以上のキャンプをこなす。

【キャンプ犬(候補)がやってきた】

後輩キャンプ犬・百之介(以後、後輩)が生後2ヶ月半で我が家にやってきたのは2022年1月中頃の事。

冬キャンプがメインの我が家ですが、後輩の登場により約1月半程キャンプをお休みし、後輩のキャンプデビューに向けて飼い主と先輩キャンプ犬・銀次郎(以後、先輩)による【キャンプ犬教育プログラム】を開始しました。プログラムとはいっても基本的な躾であるトイレ・クレート・基本的なコマンド・無駄吠え対策のトレーニングに加えて、ハーネス・リード・オムツ・洋服の着衣の練習、ワンコを連れてキャンプに行く上で最重要項目となる【車移動に慣れる練習】をしました。

先輩はキャンプ場で遭遇するであろうワンコ同士の付き合い方について熱血指導です・・・笑

キャンプ犬教育プログラムに一通りの成果が出始めてきた生後４か月を迎える少し前、パピーワクチンプログラムが終了したタイミングで・・・ドックカフェやトリミング、ドッグランよりもまず先にキャンプデビューを果たしました。

【いざキャンプデビュー】

後輩のキャンプデビューは3月上旬の朝霧高原でした。3月といえどもまだまだ凍える寒さの朝霧高原なので『無理はせず、ダメならすぐに帰る。』と決めて2泊３日を過ごしました!

まず、トイトレ成功率60%をどうするか？(テントの中での粗相なんて考えるだけで恐ろしい)初めての環境で怖がって一晩中鳴いたりしないか？体調を崩しやしないか？などキリがないくらい心配ばかりしていました。

後輩のキャンプデビュー戦では『キャンプに行ったら飼い主がやりたいこと』は全部ナシにして、後輩から極力目を離さない覚悟でいたので、お湯を入れれば何とかなるものばかり食べていたような気がします・・・。

しかし、その心配も杞憂に終わり後輩にとって初めてのキャンプは大成功。

見るもの全て『楽しくて仕方ない！』という様子で、先輩と追いかけっこして走り回ったり、石ころ相手に全力で遊んだり、近隣キャンパーさんに可愛がってもらえたり、とても楽しそうに過ごしていました。

成功率60%のトイレはテントの中ではオムツを着用させ、時間を気にしながらタイミングを覗っていたので一度も失敗することはありませんでした。飼い主が所用でテントを離れる際もクレートの中で静かに待つことができ、普段以上によく遊びよく食べよく眠り・・堂々たるキャンプデビューとなりました。

無事、朝霧高原でキャンプデビューを果たした後輩はその後、雪中キャンプや夏の高原キャンプを経験し、1泊から1週間のロングキャンプまでこなす立派なキャンプ犬に成長しつつあります。

真冬のキャンプデビューでは、後輩の折り畳みハードクレートを持参。クレートの中で一人寝する後輩の寒さ対策として多めのブランケット・電気毛布・専用の湯たんぽを準備しました。就寝時は湯たんぽ入りのクレートの中に火傷対策も兼ねたブランケットでフカフカにし、クレート全体を電気毛布で包んであげるとグッスリ眠っていました。