「森の中で“パワーナップ”」トヨタ白川郷自然學校『インタープリター通信』6月号より

2019年9月1日

新元号の令和が始まり、どこの会社も新しい取り組みが始まり忙しくしているのではないでしょうか。トヨタ白川郷自然學校でも森の中にお客様が楽しめるいくつかの仕掛けを設置するなど、新しいチャレンジが始まりました。しかし、新しいチャレンジには体力が必要です。そこで私が今はまっている“パワーナップ”というものをここで紹介させていただきます

パワーナップとは、仕事の効率をあげるために20分程度の昼寝をとることです。昼寝と聞くと、だらしなく聞こえてしまいますが、科学的な証拠があり、GoogleやNikeなどの世界的企業が業務の中に取り入れている働き方改革の一つです。通常私たちがとる夜の睡眠に加えて、日中に短時間の仮眠をとると睡眠の効用が得られ、集中力が増し、疲労が緩和されるようです。

自然學校のハンモック

私はそんなパワーナップを森の中で行うのにはまっています。休憩時間になるとお弁当を持ち、森の中に入ります。森にはいくつもベンチがあるので、そこでお弁当を食べ、満腹になるといざパワーナップ。森の中に設置された仕掛けの一つであるハンモックで横になります。見上げてみると木漏れ日と風でゆれる木々の葉っぱが美しく、とても癒されます。そして、そんな気持ちよさから自然と目が閉じていき、心地よい風が体にあたっているのを感じながら、眠りの中に入っていきます。15分から20分たつと自然と目が覚め、さっぱりとした気分。休憩を終え、仕事にもどります。確かに休憩前の仕事が頭の中で整理され、その後の仕事も集中力があがっているのを実感しています。

もし当校にお越しになる予定があれば、ぜひハンモックで横になりパワーナップしてみてください。ハンモックに寝転がると体が包まれ寝心地が良く、安心感があるのでおすすめです。また、もし職場の近くに公園など自然を感じられる場所があれば、休憩の時間に行きパワーナップしてみてください。きっと気持ちよさを味わうことができると思います。新しい取り組みが始まり、体力を使う分、睡眠不足やストレスがかかり始めるこの時期だからこそパワーナップをしてみるのはいかがでしょうか。お昼ご飯を食べた後ウトウトしてしまったことは誰もが経験のあることだと思います。もし時間に少しでも余裕があるのであれば、その眠気は自分の体が欲していることですので、自分にやさしく、寝てみてもいいのではないでしょうか。

ハンモックから見上げた空

<インタープリタープロフィール>

工藤 伸也(くどう しんや)

青森県出身。大学在籍中ツリーハウスをテーマに活動。卒業後、トヨタ白川郷自然學校へ。フロントやレストランのホールスタッフとして採用され、2017年4月よりインタープリターとして活動開始し現在に至る。主に夏の子供キャンプや自然体験プログラムの企画運営を担当。

(オートキャンプ 2019年6月号より転載)
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