千葉の屋外イベント 「グリーンマーケット」へ『キャンプの作法~2月号より』

2020年2月13日

昨年12月22日、千葉県佐倉市で「グリーンマーケット」が開催されました。
今回は、その様子をレポートします。このイベントは地元の有志と佐倉市の共催で行われているもの。グリーンに親しめるほか、おいしい食事やオシャレな雑貨の出店販売が行われる屋外イベントです。グリーンマーケットは2013年3月に前身となるイベントが開催されたのがはじまり。その後、好評を受けて同年12月から毎年クリスマス時期に開催されて
います。今回は38(物販20、本部扱いの物販4、飲食14)の出店があり、約1600名の来場がありました。

地元の千葉をはじめ、県外からも素敵なフラワーショップが集うのがグリーンマーケットの魅力のひとつ。

主催者の一人、サカモトトモコさんはイベントが支持されている理由として「(出店ジャンルが)なんでもありの野外イベントが多いなか、カテゴリーを絞っていること」「県内外の素敵なお花屋さんが集まっていること」を挙げています。確かに現地に行くと非常にオシャレな雰囲気の出店者ばかりです。「一番は、こだわりを持って営業をしている。当日のブースづくりにも気を配って、会場の雰囲気を盛り上げてくださる店舗にお願いをしています」とサカモトさん。回を重ねるごとにリピーターが増えているほか、毎年楽しみにしているといった声も聞かれ、手応えを感じているそうです。
また、グリーンマーケットで注目したいのは、やみくもに集客を目的としたイベントではない点。全国規模や県規模が目標ではなく、地元の方々に楽しんでもらって、このイベントでファンになったお店に、また足を運んでもらうのも狙いといいます。その日限りではなく、来場者と出展者があとあとまでつながることを見据えると、いまのスタイルが理想的なのも納得です。

主催者ブース。イベントは「地元を盛り上げたい」との思いから集まった女性たちと佐倉市の共催。アンティーク・雑貨店経営者、グラフィックデザイナーなど多彩な女性が集まっています。

地域活性に何が必要かをサカモトさんに聞いてみたところ「まずは自分の住む街が好きであること」とのお答えが。「そして地元を盛り上げるためには、他の地域の力もお借りしていくのが大事。また、どういう方向に進みたいのかコンセプトを立て、きちんとデザインする必要があります。例えば、ポスターを作るとしても、それはみんなのイメージ、意識を共有するための大事なツールなので、そこにはプロの仕事が求められます」。

今回の会場は佐倉市民の森 芝生広場。イベントの情報は公式f a c e b o o kにて。h t t p s : / / w w w . f a c e b o o k . c o m /greenmarket.sakura/

お祭り騒ぎのイベントが苦手な私にとっては、グリーンマーケットの牧歌的な雰囲気はとても心地がよい。その居心地の良さは、しっかりとしたコンセプトがあればこそ、なのでしょう。新しいアウトドアイベントや地域活性に関心のある方は、次回、ぜひ足を運んでみてはいかがですか?


コラムニスト紹介:ビューティフルキャンピング(ペンネーム&活動名)

ファッション誌、ファッション広告を中心に編集・執筆を行う。2011年春から、キャンプ空間をスタイリッシュに演出する楽しみ方「ビューティフルキャンピング」を広めようと活動中。

http://beautifulcamping.net/

https://www.facebook.com/BeautifulCamping

(オートキャンプ 2020年2月号 『キャンプの作法』より転載)
無断転載禁止 執筆者の許可を得て転載しているものです。


『キャンプの作法』過去のコラム

子どもにキャンプを 楽しんでもらうために『キャンプの作法~1月号より』
キャンプにおける 大人と子どもの関係『キャンプの作法~12月号より』
アウトドアと防災を 考える『キャンプの作法~11月号より』