女子キャンプ日記 | キャンナビ

〜三重県旅をだらだらと語るよ〜

先日、奈良県と三重県のちょうど境目あたりにあるキャンプ場でソロキャンパーに向けたイベントが開催された。
イベントを取材するついでに、せっかくだから１週間ほど三重を放浪するキャンプ旅に出かけることにした。

今回は、cammocのちぐちゃん（フードコーディネイター・キャンプコーディネイター）と一緒にクルマで三重までひとっとび。

＜１日目＞

エバーグレイズ伊勢志摩にてキャンプ。エバーグレイズは施設が整っていてキャビン、グランピングが楽しめる。
サイトによっては自分たちが自由に使えるカヌーなんかもある。わたしたちはサイトにチェアとテーブル、シンクと屋根があるちょっと便利な施設つきオートキャンプサイトにした。

エバーグレイズは、海外のキャンプサイトを意識しているのか着いた途端に「おぉ、ニュージーランドのキャンプ場みたい」と二人で声を揃えた。さっきまでTHE日本の田舎風景だったのに、入り口に入った途端”海外”だった白いテラス付きのまるでアメリカの家や別荘を想像させるキャビンがずらりと立ち並び、クルマの標識などはすべて英語。アナウンスも英語が流れてくる。ちょっとしたアミューズメントパークに近いような感じ。

その日は、簡単にできるBBQと伊勢うどん。砂肝を塩胡椒をかけてただ炭火で焼き、厚揚げも適当にネギを乗せて食べる。
ちょこっとだけ地元のスーパーで買った地酒をのみ、最後は伊勢うどんでしめた。

スーパーで買ったなんでもない伊勢うどんがふわふわでおいしくて感激。もしかしたら人生で初めて食べたかもしれない。”うどんはコシ”という概念と全く真逆のうどん。同じ国内でも”うどん”というものはこんなにも違うのかと唸りながら食べた。

香川で食べたうどんや、稲庭うどんの話や、山梨の吉田うどんなんかの話を膨らませて、翌日のその日は早めに寝ることにした。

＜２日目＞

朝、チェックアウトが12時というのんびりな時間設定に甘えて、気持ちがいい天気のなかヨガをした。
今日は念願の伊勢神宮に行くことに。
外宮から見て、内宮に行くのが道理だと聞いてその通りに行った。
念願の伊勢神宮はとても参道の森が気持ちよく、川が流れ自然が多かった。その中に建つ社殿は洗練された美しさだった。決して派手じゃないシンプルな、木造。お家にある神棚のようだ（そのあたり詳しくないけれどもあってるのだろうか）

内宮は、参道に行くまでにたくさんのお店が立ち並んでいたので、昨日キャンプで食べた伊勢うどんが正しいかどうかを確かめるべく、おかげ横丁に立ち並ぶ人気店「ふくすけ」にて再度うどんを食べた。ふわふわ度が倍増。あたたかいふわふわなうどんに色の濃いタレがかかっている。一見しょっぱく見えるけど甘口でしょっぱくない。ぺろりと平らげてしまった。伊勢うどん、おいしい！